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ZENA、鎌倉と倉敷のジーンズ。

どうもどうも。

本日は当店オリジナルのジーンズ「ZENA」について書いてみようと思います。

 

ジーンズ、ジーパン、デニム。

色々な呼び方があって、色々な形があって、世界中の人に愛されていますこの綾織物のお洋服。

この歴史などにも少し迫りながら、見て行きましょう。

 

 

 

 ジーンズ?デニム?

 
はい。のっけからこんな感じで始まります。巷では様々な名称が飛び交っていたり、専門用語もびっしりあって、初心者には非常に敷居が高く感じられますよね。そもそもなんて呼ぶのが正しいのでしょうか。

 

でも、何も知らないけどとりあえず一人一本は持っているであろうこのお洋服。

知識が深まると、その愛着も段違いです。大丈夫、全然難しくありませんから。

それでは、詳しく見ていきましょう。
 

 

 ジーンズ・デニムの由来

 

 

sawvihオリジナルジーンズZENAの平置き画像

 

現在、日本ではジーンズやデニムと呼ばれ広く親しまれているこちら。

リーバイスやエドウィン、リーやラングラー。様々なブランドがありますね。

一般的な予備知識としては

 

「アメリカが発祥」

「炭鉱夫の作業着」

「藍染」

 

などが挙げられるのではないでしょうか。

 

アメリカの炭鉱夫としてのイメージは「リーバイス501」が深く関係してくるのですが、これを紐解いていくとアメリカ開拓史と深い関わりがあります。

18世紀、アメリカがイギリスの植民地時代を経て領地支配の手を広げていく過程で、西へ西へとGO WEST!の掛け声とともに開拓していく時代がありました。その中で1848年に発見された金鉱山、これに世界が沸き立つわけです。アメリカ西海岸を中心としたこのゴールドラッシュは人々を山へと駆り立てました。そこで生まれた金の申し子がこのリーバイスを作ったリヴァイ・ストラトス氏。そしてジェイコブ・デーヴィス氏。彼らが現在のジーンズを形作りました。

当時、リヴァイ・ストラウス社を設立しこのゴールドラッシュに沸く人々の作業着や衣服財を成していたリヴァイ氏。そして、彼の会社から馬車のホロ用に生地を買い、縫製・販売していたジェイコブ氏。ある日、ジェイコブ氏が馬車のホロの補強に使っていたリベットを、応力がかかり破れやすいパンツの一角に打ち付けました。屈強な作業服を作るための試行錯誤、その一つだったと言われています。そんな屈強なパンツを作り販売したところ、その頑丈さが一躍人気を博したことから、生地売買だけだったこの2人の関係は、そのパンツの頑丈さのようにより強固なものになります。特許取得、製造、販売をリヴァイ・ストラウス社が担いその需要に応えていったのです。これがゴールドラッシュの立役者、リーバイスの原型であり、現在に至るまで続くジーンズブームの第一歩です。

 

アルマーニ創設者も「ジーンズを発明しなかったことが私の最大の過ちだ」という言葉を残したとされていますが、これはもう相当に革命的なものであったのです。

 

そんなジーンズ・デニムについて詳しく見ていきましょう。

 

そもそもこちら、なぜジーンズやデニムと呼ばれるのでしょうか。
それは、この服の生地が深く関係していきます。

この服の生地は、綿密に織り込まれた綾織の一種であり、一般的には「デニム生地」と呼ばれるものです。そのデニム生地から肖って通称デニムパンツ、デニムなどと呼ばれています。
このデニムというのはフランス語で「ニーム地方の綾織」という意味の「セルジュ・ドゥ・ニーム」からきていると言われており、フランスが発祥の言葉という説があります。

 

また、このニームの綾織というのは、そもそもの出自を同じくラテン国イタリアのジェノバ地方に持ちます。
そのジェノヴァの生地ということでジェノベージ(伊)、ジェーヌ(仏)、ジェノー(米)、ジーナ(伊)のような愛称で呼ばれるようになり、ジェノーの生地だからジェノーズ、これが移り変わってジーンズ(jeans)という愛称になった説が有力です。

 

つまり、デニムはフランス語が語源

ジーンズという呼称はイタリアからの派生ということになります。

どれもこれも勝手に言われているだけなので、本当のところは闇に葬られておりますが

このような背景があります。なのでどちらも呼称としては正解です。

 

生地が由来のお名前なので

 

「デニムはおフランス」

「ジーンズはイタリア」

 

みたいな雰囲気で覚えてください。

 

 

 

 綾織物って何?

 

デニム生地の綾織模様のアップ画像

 

綾織物っていうのは、デニムやチノに見られるような織物で

縦糸と横糸が非常に綿密かつ強固に織り込まれたものです。

縦糸が横糸を縫っていく際に「2本飛ばして1本縫って、2本飛ばして1本縫って」みたいな感じで縫われていき、横糸を縫う順番をズラしながら2本目3本目と織られていくので、織物ができたときに斜めに向かって模様が付くのが特徴。(語彙力が無さすぎて伝わらない。。。)

 

絵で描くとこうです。

 

綾織物の構造を解説したデフォルメ画像

 

斜めの模様がつく理由、なんとなく理解していただけましたでしょうか。。

お手持ちのジーンズやチノパンがあったら、よーく観察して見てください。

上のデニム画像もよーく見ると斜めの模様が見て取れます。

 

ちなみにツイル生地、ネル生地などもこの綾織に当たりますね。

縫う際に飛ばす横糸の本数も種類によってマチマチなので、そういう所に注目すると面白いですね。

とっても頑丈で綺麗な織物だということが分かっていただければ幸いです。

 

 

 ZENAというジーンズ

 

sawvihオリジナルジーンズZENAの後ろポケットの形

 

当店オリジナルのジーンズ「ZENA」。

カタカナ読みだと「ジーナ」という発音が最も近く、これはイタリア・ジェノバ地方を指す愛称であり、またラテンの女性名詞でもあります。

これはジーンズそのものの出自を踏まえ、名付けました。ぶっちゃけそのまんまです。

 

また、個人的な主観で恐縮ですが、ヨーロッパでは美しいものを人として扱うような文化的傾向があります。一概に全てに当てはまるものではありませんが、私は車が好物なので例えに出しますと

よくフェラーリやランボルギーニ、マセラティに対し二人称で「SHE」と呼ぶオーナー様を散見します。

単なる道具として扱わず、パーソナリティ的意味合いを込めて大事に大事に愛でるという文化。

そしてそれは名ばかりの文化ではなく、ヒストリックフェラーリ(250GTO)に対してオークションで数十億円の値が付いたことでも、その文化の片鱗をうかがい知ることが出来ますね。

 

文化を愛し、人を愛し、敬う。やっぱりそういうのっていいですよ。

人間くさくて。

 

道具だから、使い捨てだからといって愛情を注がないのは勿体無いです。せっかく貴重な時間を費やし触れ合うものですから、大事に大切に。これは執着ではなく愛情です。

 

私はそういうものを大事に生きてゆきたい。そんな想いも込めつつ、このジーンズに

「ZENA(ジーナ)」と名付けました。

芯が強く、しなやかで真っ直ぐ。そんなジーンズです。

 

 

 ZENAの特徴

 

ZENAは農業という視点を元にデザインしました。なので、装飾的な意味合いのディテールが極力抑えられたデザインになっています。また、前ポケットはスレキの遊びを無くす為に表地に縫い合わせてあります。これは作業性や機能性、素直な色落ちを目指したという側面があります。ポケットはあくまで長手のツールを入れるもの、遊びが必要な部分は外付けのバックパックやポーチに求めるべきであり、あえてこのようなシンプル一徹といった作りになっています。

 

sawvihのロゴとスレキの色

 

応力のかかる部分につや消しのリベットを採用し補強、糸やスレキの色をグレーにし統一感を出しています。ファスナーはボタンフライを採用。股上を深くした所謂「ハイウエスト」ジーンズであり、シャツをインした時のシルエットを重視してあります。農作業では腰にモノを巻く場面が多々あり、シャツを入れてもバランスが崩れないようにするためです。同時にしゃがみ作業や屈むシーンも非常に多く、割れがちなヒップラインを整え、また腰を守ってくれる役目も担っています。全体にスリムなシルエットですが、太もも周りを大きく取ってあり腿上げ、屈伸時に突っ張らないような工夫も。リジット独特の硬さも、洗濯し小慣れてくると柔らかくしなやかな履き心地に仕上がっていきます。

 

sawvihオリジナルジーンズZENAの赤耳セルビッジのアップ画像

 

採用したジンバブエ産セルビッジデニム生地は、旧式の織物機械で織られる高級生地。いわゆる「赤耳」と呼ばれるセルビッジデニムで、セルビッジを使用したジーンズには裾を折り返した際にその特色である「赤いステッチ」が見られます。これは生地の端がほつれないよう、生地のエンドラインに施されている加工です。このジンバブエ産デニム生地はその糸の太さにばらつきがあるので、縦へ縦へと複雑に色落ちしていくのが特徴です。

 

また、その縫製を一手に手掛けるのが岡山のetau(エト)。

代表の岡田氏が一本一本を丁寧に仕上げている、手作りのジーンズ。

sawvihでしか手に入らない特別な一本です。

 

サイズは1〜4サイズ、それぞれ26、28、30、32インチを採用。レングスも長手にとってあるテーパード仕様なので、様々な体型の方に履いていただけます。

 

さらに詳しくは商品ページにて。

ZENA

 

さて、いかがだったでしょうか。

ジーンズの話というより商品紹介ページになってしまいましたね。

ZENAの特性上、量産も難しくネット通販ではなく店頭限定で販売という形をとっています。

まぁうちの商品は全部そうなんですけどね。

店頭販売のみです。

 

工場で作るものとはまた違った魅力を感じていただければ幸いです。

そういうものって実際手にとって、話して、試してわかるものだと思いますから。

是非遊びににきてね!そして試着してね!という感じです。

 

でわでわ。

 

 

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