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糀屋、郡上八幡から西和良に入る。

どうもどうも。

 

明日、とか言いながら1日跨いでしまった。。まぁ台風だったからね(言い訳)

それでは続きを書いていきましょうか。

 

さてさて、とりあえず鶏ちゃんでお腹も膨れた一行。やる事もありますが、ひとまず郡上八幡を散策。

 

トトロの一節のように野菜が水にさらされて冷えている画像

お野菜が冷え冷え。何だかトトロのワンシーンを思い出すようないい雰囲気です。

 

赤い桟橋と川で泳ぐ子供達

 

赤い桟橋の下では釣り人が釣りをしたり、子供達が元気に泳いでいます。

夏休みの少年ボーイたち、勉強はそっちのけでいいから思い切り外で遊ぶのだぞ。

 

城下町の雰囲気をそのままに。スニーカー越しに伝わる石畳のゴツゴツ感もいい味出してます。

 

川の向こう岸は生活感溢れる町並み。水と人とが共存生活をしてきた、そんな背景が見て取れます。

 

飛沫も相まって、なかなかの絶景かな。

 

湧き水を用途に合わせてセパレートしてある宗祇水の泉

宗祇水(そぎすい)という泉。名水百選のひとつです。

各種用途に合わせて水汲み場所がセパレートになった面白い作りです。

 

 

さて、少し郡上八幡について触れていきましょう。

「郡上おどり」で有名なこの地、その踊りはとてもユニークで7月から9月まで32夜、そのうちお盆の4日間は徹夜で夜を踊り倒すという大スケール。それはもう町中が踊りますので、その迫力たるや圧巻の一言。踊りの期間中は世界中から観光客が押し寄せるほどです。かつては400年ほど昔、江戸時代に城主が領民の融和をはかるために始めたことに起因するわけですが、そう。ここ郡上八幡は城下町。それはもう上に下にと入り組んだ地形と狭い路地が特徴で、攻め入られた際にうまいこと敵が錯乱するようになっています。当時の形をそのまま近代化されているわけですから、ものすごく趣があって素敵な町並みです。

 

そしてここ郡上八幡は水の町としても有名。

先ほどの名水百選「宗祇水」を始め、各所に湧き水があります。この後私が訪れる西和良(にしわら)の地もまた水が有名です。本当に水が綺麗なところなので、人々が水とともに生活している様子が随所に見受けられます。

 

とにかく期待を大きく裏切られたというか、しっかりと観光地。街並みも綺麗です。白川郷の雰囲気にも似てるんですけど、石川県のひがし茶屋街とかそういう雰囲気もあって結構いい感じでしたよ。家族でもう一回来たいなぁと素直に思いました。

 

 

ささ、そんな観光にうつつを抜かしていても始まりません。今回の旅の目的はまた別の地にあります。なので今度はそちらにフォーカスを当ててみましょう。

 

郡上八幡をさらに車で2、30分ほどグネグネと山道を行くと、今回の目的地である「西和良(にしわら)」が見えて来ます。ここは夢に描いたような「山の海」とでも申しましょうか、とにかく見渡す限り大自然。それもそのはず、岐阜県はその面積の90%以上が山岳地帯であり、自然の宝庫そのもの。そこに暮らす人々は自然の傍で上手に共存生活をしているという感じです。

 

岐阜県にある西和良の緑いっぱいな景色

もう見渡す限り緑、緑、緑。

 

地元福井もそれなりに田舎でしたが、コレも結構なものです。

私、もう大満足。

 

 

「ああー!!!!自然最高!!!!(40度)」

 

 

変なところから汗が大量に吹き出て来ますが、すぐに乾いてしまうほど。コレはいかんと水分補給は入念に行います。熱中症は本当に怖いですからね。

 

岡「よっしゃ!そしたら西和良案内がてら罠見に行くか!!」

 

僕「おうっ」

 

 

罠。罠ですって奥さん。

ウキウキする響きではありませんか。そうそうコレですよコレ。お目当てのコレ。

 

颯爽とジムニーに乗り込むと、一行は山の中へと向かいます。

 

罠を仕掛けに林道を爆走するジムニー

罠を仕掛けに林道を爆走するジムニー。そしてウッキウキの僕。

 

どうやら猟の基本は「罠」であるらしく、コレも講習を受ければ比較的すぐ資格が得られるとのこと。

罠の構造は跳ね上げ式のバネでワイヤーを締め上げる感じで、画像でいうとこんな感じ。

 

踏み込むと発動する跳ね上げ式狩猟罠

重いものが円の真ん中を踏み抜くと、引っ掛かりが外れて大きなバネがワイヤーをぎゅっと締め上げる感じ。コレを獣道に置いて動物の足を絡め取るというものです。

コレは一般的なものより大掛かりですが、構造が非常に分かり易かったです。他には一般的な通称「弁当箱」や大型で高価な「箱罠」なるものも教えてもらいました。檻みたいなヤツですね。

 

罠には必ず目印や名前を明記したプレートを設置する義務があり、人間の目にはどこに設置してあるか一目瞭然になっています。

 

コレで何が獲れるの?と聞いてみると鹿でも猪でも獲れるとのこと。すごい。

罠師の資格は僕にでも取れるという情報を貰い、俄然興味が湧いて来ます。僕は何屋になるつもりなんでしょうか。そんなこんなで全ての罠のチェックが終了。残念ながら罠には獲物がかかっていませんでしたが、また明日も見回るとのことなので期待が高まります。そして本日の宿である岡ちゃんハウスに向かうべく、山道を下りながら色々と質問責め。

 

僕「なるほど罠かぁ〜獲物かかってるとテンション上がるだろーなぁ」

 

岡「そうそう!でも朝晩の見回りが結構大変なんだよね〜忘れてたら最悪腐ってる場合もあるし」

 

僕「そ、そうかぁ・・・捕まってたら大変だもんね。(大汗)」

 

岡「ついこの間なんか80kgはあるイノシシが獲れてさ〜もう大変だったよ」

 

僕「80kg!?それ担ぐのはしんどいね。」

 

岡「うん、だからその場で捌いた。」

 

僕「はは〜・・・(遠い目)でも罠に掛かったらしばらく生きてるでしょ?それってどうするの?」

 

岡「こう、棒で・・・ガッ!と気絶させる。そんで動脈をね。」

 

僕「はは〜・・・(白目)」

 

 

和気藹々とした会話の中に非日常がなだれ込んでくる感じ。

生きて行くということの熾烈さをまざまざと見せつけられます。

 

可哀想かもしれませんが、これは仕方のない事なのです。

人が減り、猟師が減り。そして動物たちはその縄張りを広げんと人里まで降りて来ては農作物を食い荒らし、人に危害を加えます。誰が悪いわけではありません。ですが人として生きて行くためには絶対に必要な事。世の無責任に対して、現場で責任を取り続けているのが彼らなのです。

彼らがいなくなれば、ここは限界集落となって人は山を追い遣られるでしょう、そして年寄りの住む場所、再就職先、そんなものの保証などありません。「また土地を買って畑を?お金は?借金?誰が貸してくれる?後継者は?誰が返済していく?」という文字通り死が迫ってくるこの緊迫感。

猟師の数も年々減って来ており、鹿や猪、猿に鳥の被害が人里まで降りて来ているという現実。

どの話を切り取っても、本当にギリギリなんだなということを思い知らされます。

 

うーむ。。なるほど。

 

岡「でもまぁ今はみんなこうやって生活できているからね。ただ10年後は本当にもうヤバイから、こうして若い世代が必死になって誘致に躍起になるわけなんだよね。」

 

猟師は必ず動物たちを供養し、そして狩った獲物は不要部分を自然に還し、使えるところは全て使っているそう。ここ西和良には精肉場も存在し、ジビエ肉として加工・販売までのインフラが整っています。皮もなめし工場に持っていき、鞣し革として出荷されるそうです。

 

また生肉施設がなく、ペット葬儀場にて火葬するしか方法のないところも多数存在しているらしく、私の故郷である福井もそうだとのこと。

 

明るい拍子で現実を突きつけられるこの感じ。

非日常を日常としている人がいるから、私たちはこうしてお米や農作物を食べれるという現実。

真剣だからこそ、こうやってサラリと話せるのでしょう。

 

岡ちゃん、あなたは本当に立派な道を選んだのですね。

 

唇を噛み締め、腕を組見ながらしみじみと(勝手に)悦に入る僕。

ウームウームと一人で唸っていると

 

岡ちゃんが一言。

 

 

 

 

 

岡「ついたよ!鍾乳洞!!」

 

 

 

 

 

えっ鍾乳洞!?

 

 

次回「糀屋、鍾乳洞に入る」

 

 

美山鍾乳洞入り口と大人用チケット

 

 

絶対見てくれよな!

でわでわ。

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